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平成18年3月9日(木)

LINKS和歌山第2回研究会
 去る3月9日(木)ホテルグランヴィア和歌山において、16時30分から、ドトールコーヒー㈱代表取締役会長の鳥羽博道氏を講師にお招きして、「LINKS和歌山第2回研究会」が開催されました。岸本周平は司会を担当し、遠路はるばるお越しいただいた鳥羽会長にお礼を述べ、鳥羽会長の略歴や会社の沿革を紹介した後、ご登壇いただきました。会場に集まった100名を超える参加者は、待ちわびていた鳥羽会長のご登壇に、感謝の気持ちをこめて盛大な拍手でお迎えしていました。「LINKS和歌山」は、NPO関係者や地元企業の若手経営者の方々が発起人となり、県内外の様々な分野で活躍する優秀な人材を結びつけ、新しいより良い和歌山を創っていくことを目的に結成されました。第1回の研究会には、㈱ローソンの新浪剛史社長をお招きし、「ローソンイノベーション」という題でご講演いただき、約200名という大勢の方にご参加いただきました。今回第2回目を迎え、ご登壇いただいた鳥羽会長は、ひとつには、「『顧客第一主義』という言葉、これは商売の基本であり、全てを表している。常に基本を踏襲していること、それを怠ると、必ず長い年月の中で狂いが生じてくる。」というお話をいただきました。また、GDP比で2倍以上という世界一の借金大国となった国債依存のあり方は必ず行き詰るということで、日本の先行きを非常に憂い、卓越した国家指導者を創ることを目指し、私財を投じて建設したサロンに著名人を招いて提言していることなどをお話しいただきました。「質疑応答」では、岸本周平からも「今の財政状況はディズニー映画でミッキーマウスと悪者が川を流れる丸太の上で殴りあいをしながら、丸太ごと大きな滝に向かって行くシーンと同じ。」という説明もさせていただきました。鳥羽会長のお話は、ご自身の波瀾万丈の実体験に基づき、大変温かみのある落ち着いた口調で、常人にはない奥行きの深さを感じさせるものでした。


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