2011年新春あいさつ
明けましておめでとうございます。
旧年中は、応援していただき本当にありがとうございました。
おかげさまで、政調会長補佐に就任し、国家戦略室の担当として予算編成にかかわることができました。また、税制改正プロジェクトチームの次長として、税制改正作業にも参加させていただきました。国会議員としてこれまでの経験を生かした仕事ができたことに感謝しています。
来年度の税制改正では、法人税の実効税率を5%下げます。中小企業の法人税は18%から15%に引き下げます。何より、新成長戦略に基づき、デフレ経済から脱却し景気を回復させるための政策が求められています。
特筆すべきは、市民公益税制です。認定NPO法人や学校法人、社会福祉法人などへの寄付金の二分の一を税額から控除すると同時に認定の要件を緩和する制度改正を提案しています。今までは、1万円寄付しても、減税額は普通のサラリーマンで500円。今回の改正では4000円が税金から免除されます。つまり、国に税金を納めて役所が使い道を決めるのではなく、自分の応援したいNPOや卒業した学校に、自分の税金を使えるのです。「税金の使い道を自分で決める。」というまったく新しい社会が実現します。私は超党派のNPO議員連盟の次長として、何とかこの税制を実現したいと考えています。そうなれば、和歌山のNPOや保育、介護等の現場にもお金が回り、地域の活性化に役立つはずです。
また、地球温暖化対策のための税制もスタートします。石油石炭税のスキームを使って、今の1.5倍程度のご負担をお願いします。ただし、景気に配慮して、まずは、六分の一の負担の増加で、4,5年かけて徐々に導入します。
このように政策本位の政治活動に力を入れる所存です。本年も引き続き、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
2011年が皆さまにとりまして輝かしい年になりますようお祈りいたします。
衆議院議員 岸本周平
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