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平成18年2月11日(土)

エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin会津

場所:福島県会津若松市会津大学

 作曲家の三枝成彰さんが世話人をしている文化人とビジネスマンの団体であるエンジン01文化戦略会議というものがあり、岸本周平は創立メンバーである。昨年の選挙で推薦人になってくださった林真理子さんなんかもメンバーである。毎年一回、これまた2泊3日でオープンカレッジと銘打ったイベントが行われる。毎年、地方都市にメンバーが集まり、ボランティアでパネルディスカッションなどを行うのである。第1回は、4年前の夏、和歌山の高野山だった。木村知事にも参加してもらい、メンバーの合宿のような小規模なものだったが、今回は、講師陣が125人にも及ぶ大規模なものになった。岸本周平は「女という職業」のパネルでコーディネーターとして登場。メンバーは「負け犬の遠吠え」で一世を風靡したエッセイストの酒井順子さん、ホリプロ所属のフリー女子アナの糸永直美さん、IT起業家の(株)オン・ユア・サイド社長春山明日香さん。美女三人に囲まれ、いささか緊張した岸本周平だったが、三人のパネラーのウイットに富んだお話に助けられ、何とか会場の皆さんとの交流もできたと自負。また、東大の松井孝典教授がコーディネーターをした「未来はこうなる」のパネラーとしても参加。メンバーは理化学研究所の西川伸一教授とノンフィクション作家の山根一真さんだった。松井先生は100億年単位の宇宙の過去から未来をおおらかに語られる。岸本は経済学の観点から、年金の未来などを語るものですから、単位が50年程度。何となく、小さな人間になった気分だった。そうは言っても、どうせ、地球はなくなるとか、言わずに、環境問題など目の前の課題に取り組もうという結論になったので、まずはめでたし、めでたし。


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