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■ 安心の!年金を! ほんまもんの改革 2007/10/15 

○ 年金は世代と世代の助け合い 私たちの老後の生活を保障してくれる年金は、自分の積立金ではありません。今、働いている世代の保険料が年金の支払いに回っているのです。社会全体で、若い世代から引退した世代へのサポートをしているのです。

○ 支払い記録のずさんな管理ですから、自分が現役時代に納めた保険料の記録はたいせつなものです。その記録に基づいて、次の世代の皆さんに支えていただくのですから。年金は25年以上、掛け金を納めなければ、1円ももらえません。社会保険庁のずさんな管理で宙に浮いた6千4百万件の記録の中には、そんなたいせつな記録もたくさんあるはずです。私たちの年金の権利がないがしろにされてきたのです。

○ 資金の流用による無駄づかい 一方で、6兆8千億円近い年金の財源が目的外に流用されて、無駄に使われています。全国のグリーンピア関連で4千億円近い損失が発生しました。和歌山県でもグリーンピア南紀が122億円の年金資金で建てられましたが、今、無料で中国の企業に渡されるという無駄づかいがおこなわれようとしています。

○ 年金の管理・運用はまだ解決していません 安倍前総理は来年3月までに、5千万件の宙に浮いた記録の名寄せを完了すると約束されましたが、ほんとうに可能かどうか、監視しなければなりません。また、年金の流用を防止する法案が必要です。しかし、参議院では民主党を中心に賛成多数で通りますが、政府自民党はいまだに年金の目的外の使用を認める立場ですから、衆議院では通りません。

○ 重い負担はできません 30年前には、8人の働き手で1人のお年寄りをお支えする仕組みでした。今は3人の働き手で支え、約20年後の2025年には2人の働き手で支えなければなりません。単純に計算すれば、負担が4倍にもなるのです。そんな重い負担を子どもや孫に負わせるわけにはいきません。

○ 消費税で安心の年金を 国民共通の基礎年金や国民年金には全額消費税を充てて、若い働き手の保険料負担を減らします。そうすれば、無年金者の発生も防げます。今、国民年金の保険料は半分の方が払っていません。その大半は20代、30代の若者です。フリーターやアルバイトの不安定な生活では、月に1万4千円の保険料は納めたくても納められません。格差の拡大を防ぐためにも年金の抜本的な改革が急がれます。

○ 政権交代で年金改革を! ムダな補助金をなくし、特殊法人を廃止し、談合や高級官僚の天下りを止めて、財源を捻出することをまず考えるべきです。安易に消費税を引き上げることなく、基礎年金に消費税を使うべきです。しかも、保険料を払った人とそうでない人の公平性を守るためには、何十年と経過措置が必要ですから、時間がかかります。年金改革は待ったなしです!


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