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■ 教育問題 3 2006/06/25

 今、小学校から英語を学ばせるという議論が行われています。義務教育の小学校で「すべての子供たちが学ぶべき」基準として、英語を入れる方がよいのでしょうか?義務教育終了後の英語の水準を上げるために、小学校から英語を学ばせるということでもなく、担任の先生が片手間に「This is a pen.」と教えてみても無駄なように思います。小学生の間に英語が必要な子供はほとんどいないでしょうから、「How are you?」のような簡単な英会話は中学校からでよいはずです。むしろ、小学生の間は、国語をしっかり勉強して、論理的な思考力をきちんと身につける。漢字をひとつでも多く覚えることの方が重要であると私は考えます。
 一方で、大人になって、英語でビジネスをしたり、外交交渉をしたり、国際的な学会で発表する可能性のある子供たちに、感受性の高い、耳の良い時期に、日本人の悪い発音を聞かせることは百害あって一利無しです。それは中学でもまあ同じことなのですが、ネイティブの発音を聞かせることが肝心です。私が米国で「中年英語組」として苦労したとき、日本の英語教育と文部省をうらみました。ネイティブの発音は学校で習った英語とは別の言語のように聞こえたからです。
 英語の学習は、論理的な思考力のついた中学校から、英文法を中心に、会話は極力テープやビデオでネイティブの発音のみで勉強させるべきです。中学、高校と英会話を重視する向きもありますが、将来英語で仕事をする可能性のある生徒は、しっかりと英文法を勉強すべきです。そして、英単語は一つでも多く覚えなければなりません。発音が少しくらい悪くても、正しい単語が使えて、英文法を理解していれば、ビジネスの世界では尊敬されます。
  そして、大学入試では英語の試験は真っ先に廃止すべきです。TOEFLなどの英語圏に留学するための能力検定試験がありますから、大学ごとに、その試験で何点以上取ることを要求すれば良いのです。TOEFLなどの試験は何回でも受けられますから、一発勝負の受験よりはるかに公平ですし、無駄な受験勉強をしなくてもすみます。また、試験の内容も実践的ですから、一石二鳥です。
 日本の学校教育は小手先の制度いじりで、悪いほうへ悪いほうへ流されてきました。ここで、また、思いつきで小学生に英語を学習させるのは百害あって一利なしだと思います。


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